かなりの方の今お使いのETCは使えなくなる?2022と2030問題とは?
今、お使いのETCが段階を追って使えなくなるかも?
まずはじめに、ごく一部の機種のETCが2022年12月1日から使用不可の可能性、
2030年(詳細は未定)からは、かなりの機種のETCが使えなくなる使用不可の可能性?
2022年12月1日からの問題は少数の方にしか影響がありませんが、
2030年からの問題は多くの方が対象になっています!
その際、新たにETCを購入する場合も、注意点がありますのでぜひ参考にしてください!
ETCの2022年問題は法改正によるもの
2022年12月1日から一部のETC車載器が使えなくなる問題は、電波法関連法令の改正によるもので、
対象となるETCは、2009年以前に技術基準適合証明(旧スプリアス認証)を受けて製造された一部のETC車載器となります。
2022年12月1日から使用不可になるETCの対象は こちら から確認できます!
ETCの2030年問題はセキュリティ規格変更によるもの
2030年問題はETCシステムのセキュリティ規格の影響によるものです。
現時点では旧セキュリティ規格のETCも使えますが、遅くとも2030年には新セキュリティ規格しか使えないように変更しますというのが2030年問題です。
もしETCに重大なセキュリティ問題が発生した場合は(ただの脅し?コロナ騒ぎと変わらない)
旧セキュリティ規格のETC車載器が使えなくなる予定が、2030年より前倒しになる可能性もあるということですが、単に利権が絡んだ金儲けな感が否めません!
現状では、旧規格でも2030年まで問題なく使えるかは不明です。
2030年問題で影響を受けるETCの見分け方
2030年問題で影響を受けてしまう旧セキュリティ規格のETC車載器の見分け方を3つご紹介します。
19ケタの車載器管理番号をチェック
取扱説明書や保証書に記載されている19ケタの車載器管理番号をチェック。
車載器管理番号の最初の数字が「1」なら新規格に対応しているので2030年問題の影響は受けません。最初の数字が「0」の場合は旧規格なので買い替えになります。
ETCのロゴの下をチェック
取扱説明書などがなく、車載器管理番号がパッと見で確認できない場合はETC車載器に書かれているETCのロゴでチェックできます。
ETCロゴ部分の下に「●●●」のマークがあれば新規格で、なければ旧規格になり買い替えが必要です。
ETC2.0はカード挿入口付近をチェック
取扱説明書などがなく、車載器管理番号がパッと見で確認できない場合で、ロゴ部分がETC2.0となっているものは、カード挿入口付近をチェックしてください。
カード挿入口の近くに「■」のマークがないものが新規格で、このマークが印字されているものは旧規格となります。
これらの見分け方で特に注意しておきたいのが、ETC2.0です!
ETC2.0は2016年の春から本格導入が始まっていて、機種自体が新しいので、
「自分のものは新しいETCだから2030年問題は関係ない」
と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、実際にはそうではありません!
「■」マークがあって2030年問題の影響を受けてしまう旧規格のETC2.0車載器も存在するということを理解したうえで、ご自分のETC車載器をチェックしましょう。
ETC2.0本体の車載器管理番号で見分ける方のがわかりやすいので、車載器管理番号の最初の数字が「1」なら新規格に対応しているので2030年問題の影響は受けません。
最初の数字が「0」の場合は旧規格なので買い替えになります。
新たにETCを購入する場合は、助成金を利用しましょう!
まだETCを未設置の新規購入者対象で助成金が出ます。(取り換えは不可)
実質内容は、ETC購入に際して一律1万円の補助が受けれますが、
細かな規定があるので詳しくはこちらを参照にしてください!
2022年度の助成金は6月30日で締切ですが、先着の対象者240,000台で対埋まり次第終了で、
私が助成金申し込みをした時点で、ギリギリ対象者が埋まったとアナウンスされてました。
また、2030年問題でもETCの買い替えで、利用者からかなりの不満が上がると思うので、
何らかの補助金かキャンペーンをやると思います。(あくまで予想ですが)
2030問題はまだ時間はあるので、購入は様子見で何らかの助成金かキャンペーンが始まってから、
購入した方がいいと思います。
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